もおいいや…

と思ってゲーセンを出た。
誰かが吹いたタバコの煙が
うちの顔にかかった。

「ぅわっ」

「あ、さーせん♪煙が勝手に
そっち行ったんすよ~」

そこにいたのは
年下のあいつだった。

…この野郎!

「今の絶対わざとやん!」
「いや、煙が勝手に…いてっ」

うちは根本に一発かまして
バイトに行った。