いつも通り会話をして過ごして幸せな毎日。
この幸せが崩れ去るとはこの時の私はまだ、思ってもいなかった。
「美夏ー。そういえば、あの香菜ちゃんって子、みんなから人気あるよね!!」
「そうだねぇ。性格いいのかな!?」
「わかんないけど…美夏よりはいいと思うよっ!!」
「何それっ!!久榴実ひどーい(笑)」
そんな話をしていたら、香菜ちゃんが近づいてきた。
「久榴実ちゃんって、子供スポーツクラブやってたよねー!?香菜やけど覚えてる!?」
香菜ちゃんは、あんまり特徴がなくて覚えてなかった。
「あーごめんっ!!覚えてないんだ(汗)ごめんね…?」
「……そっかあ。ごめんね。香菜っていうの。覚えといてね?久榴実ちゃん」
「あ…うん…ごめん…」
香菜ちゃんはもういなかった。
私はその時、香菜ちゃんからの威圧感をすごく感じていた。
「ちょっちょっ久榴実!!今の香菜ちゃん、すごく怖かったよー(汗)あんまり関わらない方がいいんじゃない??」
「そーだね。やっぱり美夏もそう思ったよね…」
本当に怖かったー(泣)
「あ、美夏!!授業始まるから席につかないと」
「あ、そっか…って…私の席、久榴実の前だし…もう座ってるんだけど…(笑)」
「忘れてた(笑)美夏の席、私の前だった(笑)あはっ☆」
「ったく久榴実はー!!天然なんだから」
キンコンカンコン
「授業始まるチャイム鳴ったぞー。席つけー」
あら…怖いとゆう噂の担任の先生が入ってきた。
まためんどくさい一日の始まりだっ。
今日も一日、頑張ろうっ♪