「あれ…?椎葉ー?椎葉ー!」

後ろから私を呼んでる人がいる…

気のせいかな…

ポンっと肩を叩かれて後ろを向いた。

あ…担任の先生だ。

「おい椎葉ー。大丈夫かぁ?何でそんなにボロボロなんだー?」

「転びました。それでは。」

「おいちょっと待てよー。こんな暗い中、そんな露出の多い服着て歩いてたら怖いだろー。送ってくわ。今日だけな?」

と言って


スーツをかけてくれた。