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「あ、ヤバ...数学のノート忘れた...」


置いてきてもよかったんだけど
宿題出てるし、やらないと
めっちゃ怒られるしな...

そう思いながら教室に向かった。


「あれ?空いてるし。」


いつもなら閉まってるのにな...
って誰かいるし...


「あれ、古田?」


「え...!?」


そんな驚かなくてもいいだろ...
いつもより声デカかった...


「綾瀬君何か忘れたの?」


「うん、数学のノート
 宿題あんじゃん、だから」


「多分明日当てられるんじゃないかな?
 明日2日だから...2番だよね?
 出席番号。」


うちの数学の先生は
出席番号で当ててくる
しかも、俺はちょうど明日。


「そ...そうだな」


ヤッベー!
全然わかんないところなんですけど!