気づいたら私は繁華街から外れた
倉庫の前にいた。

…なんで私こんな所にいるの?

なんでここに来たのかは分からない。
こんな所初めて来た。でもなぜだろ
う……なんだかとても懐かしい感じ
がする。

紅楼の皆を思い出す…。
「織羽」
「総長」
「織羽ー!!」

…皆はどうしてるの…
皆に会いたい…。

倉庫を見つめながら思っていると

「お前誰だ」

後ろから声が聞こえた。