照は私の右ストレートをもろに食らって
倒れていた。しかし皆スルー。

皆さん冷たい事。

そう思いながら私も勿論スルー。

「じゃあ次は俺。帝龍の幹部相沢時雨。
よろしくね」

そう言って時雨は私に微笑んだ。

ヤバい。めちゃくちゃ格好いい。どこの
王子様ですか!?って感じ。爽やかで優し
そう。

そんな事を考えていると

「おい昴お前も言え」

龍訝がそう言った。

「女なんかに言いたくもねぇ…」

昴と言う男は龍訝がそう言うと私の顔を
見て嫌そうな顔をして言った。

「……昴?」

時雨が笑顔で昴の顔を見ていった。

あのー時雨。目笑ってないよ…。めちゃ
くちゃ怖いよ。