「提案…ですか?」
に、肉体を要求されたりして…

「そう。なーに、そう難しい事じゃない。
ただ俺のパシリになって欲しいんだ。」

「そうきたか!!」

「はぁ?」

「あ、いえ、お、お金を要求されるのかと思って。」

私、漫画の見過ぎだわ。

「そんな事はしない。別にお金に困ってないからな。」

わぁー殴りたーい

「そ、そうっすか」

「うん。…俺ね、この通り人気者だろ?」

「はぁ…」
自分で言うか普通

「だから、みんなが何かと頼りにして来てな。
ちょっと疲れてたんだ。
そこにお前が現れた。これは利用するしかないだろ?」

そうっすか
…うん?まてよ優子。よく考えてみたらコレは先輩とお近づきになれるいいチャンスじゃないか!?
でも…思っていた性格と全く違うよね。
ミナト様みたいに優しいイメージだったんだけど…
「おい。」

やっぱ、現実はそう甘くはないかぁ。

それに私は先輩の事を本当に好きなのかな?
一目惚れって言っても顔を好きになっただけだからなぁ。

顔はどストライクなんだけど…中身がなー。

「おいっ。」

あ、でもこれってギャップ萌えになるのかなー
けど、

「おいっ!!」