「んな 怖い顔すんなって。
分かった、分かった。
じゃー・・・・
キスだけ、な?」


そう言われると


頷くしか 

私に選択はないわけで・・・


「何?目つぶんねぇの?」


部屋が明るいせいか・・・

輝樹の顔に 思わず

見とれてしまって

こんな状況なのに

じっと見てしまっていた。


「ったく、変なやつだな」


そう笑いながら
どんどん近づいてくる顔に

私の心臓も

ヤバい状態になってしまっているんだけど・・・・


そんな事を考える余裕もないくらいの長く、熱いキスに

やっぱり・・・


私の体力は 限界だ・・・。