「ちょっ!?輝樹!?」

私の上に覆いかぶさる輝樹を
両手で突っぱねるけれど


「何?嫌?」


そ、そ、それは・・・・



「嫌・・・じゃ・・ない・・」



そう言うの分かってて
聞いてくる輝樹に
少し悔しさがあるけど・・・

惚れた弱みというか・・・




「じゃー サービスしてやるよ」


「え?ひゃっ!?ちょ・・
ん、う・・・ん
ちょ・・・・!?あ・・っん」



もう・・・・・

自分の声が 誰の声ってくらい・・・


そもそも・・・・



朝から こんな・・・・



「春菜?大丈夫か~?」

「大丈夫なわけないじゃん・・・」

布団に包まる私に


「ははは 悪かったって!
んな怒んなよ。」


あんな声出して
恥ずかしすぎて・・・

顔合わせらんないじゃんか・・・