「輝樹・・・?」


「俺、やっぱ・・・
春菜が他ん男といるとこ見ると
自分でも どうしようもねぇくらい
理性が ぶっ飛んじまって
ほんと・・・
やべぇな・・・・
俺、マジで 
お前の事 離してやんねぇぞ?
いいのか・・・・?」



いいのか?って・・・・


そんなの・・・・



「私が 輝樹の事 離さないってば」



こんな事

昼間は 絶対言えないけど・・・

周りが暗いと

不思議と 言葉に出せた。



「ったく・・・・・
さっきから 俺の理性 全部ぶっ飛ばす言葉ばっか言いやがって・・・」


そう言いながら笑うと


「明日から どうすっかなー」


「明日から?」


「公言しちまったしな・・・
とりあえず、
また2人で暮らすとこ探して
のんびりすっか」


「うん」


「あーでも、その前に
籍入れねぇとな」


・・・・籍?