い・・・・いきなりキス!?


そりゃぁビックリするでしょっ!!


まぁ、慣れてないのは否定しないけど。


「えぇまぁ。でもいきなりはやめてくださいねアル・・・さ・・。アル。」


「前もってキスします。なんては言えないですよ。

ゆっくりキスすればいい?」


んーー。ていうか何でこんなにキスの話をしてるんだろ・・。


しかし・・アルさんは敬語を使ってるんだか使ってないんだかわかんないな。


「あ。もう10時になってる。今日はここでランチしよう」


「あっはい。あの・・アルさ・・・。アル?私のこと本気で『好きだよ』


ふーん。


そっか・・・


ん?


本気?


えーーーーーーーーー・


「好きだけど?仮って言ったのはノーとは言わせないため」


一目惚れってこと・・・・・・・・・なの?


「アルさん?じ・・・冗談言わないで。」


「冗談じゃないけど?」


アルさん・・・怖いです。目が鋭い。


しかも私が目をそらせないようにずっと強いブルーの瞳で見つめてくる。


そんな・・・私で・・。でも私は?好きじゃない・・。


「もう少しまって?ね?アル・・。」


「仕方ないね。まぁ、ちゃんと返事返してよ。この3年間の間で」


「あ・・・はい」


今はそういうしかなかった。結局ご飯はなんだかんだ言って、外で食べた。