「皆さんおはようございます。今日は特に連絡はありませんが、転入生が三人きます。」


そうセシルが言うと、教室がざわめきだした。


「先生！女子ですか！！女子ですよね！！」


「隊長！イケメンの気配がします！！」


「何故だ！イケメンの気配はするのにリア充の気配なしだと……。」


「其処のお前、　や　ら　な　い　か　？」


「ｱｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ！！」


あの伝説のガチホモがいたような気がしたが、私には絶対に被害は来ないので、今回の被害者に合掌だけしておいた。


「華紅夜、何手合わしてるの？」


「何って、合掌してるんだよ。被害者に。二人も気を付けてねー。」


「うん？」


「……………？」


全然分かってないが、実際に経験したら分かるだろうから敢えて説明はしない。

「では、入ってください。」


「二人とも先入って。」


「はーい！」


「分かった。」


ｶﾞﾗﾗｯ