「じゃあ名前は…………………白兎で。」
「そのまんまだな。」
「そのまんまですね。」
「僕はそれでいいよー。」
「はい、じゃあ名前決定ー!性別については多分きっと雄だと思うよ。」
因みに今の白兎の人間バージョンの容姿は、白髪赤目で髪の長さはショートで、目に前髪が少しかかる感じの少年だ。服装は巫女装束の男バージョン(てか神社の神主さんがよく着てる)ので、お決まりの羽根が背中に生えている。
何故性別がよく分からなかったのかというと、嫌みなくらい可愛い顔立ちをしているので全くどっちか分からなかったのだ。
「じゃあ属性測ってなかったし、測ろう!」
「そうだな。この後夕飯になるし、早く終わらせちまおう。」
「ていやっ!!」
そう言って水晶(白っぽいの)に手を乗せると、今度は色々な色が混じってマーブル模様になり、最終的にまたうさぎもどきになった。因みに今度は黒だ。
「………………………………………てへっ☆」
「……………………はぁ。何かリアクションに疲れた………………。」
「キュッ?」
「ん?リリアリリア!こいつも人間にしてみようよ!!」
そう言って白兎は黒うさぎもどきを持ち上げた。