蓮がそう叫ぶといっせいにみんながあたしを見た。



何この子が彼女?みたいな痛い視線が…。



「いこ、姫奈ちゃん」



「あ、うん!」



蓮に腕を引かれて急いでショッピングモールを出た。



「はぁ、疲れるよ」



「もてる男はつらいねぇ!」