「おまえは、最低だっ!皆を騙して、詐欺師だ!」 「殺されたくなければ黙れ。」 「この、…悪魔っ!」 私が、詐欺師だなんて。 悪魔だなんて。 最低だなんて。 そんなこと言われなくても分かってる。 ____ドカッ ボキッ 「うぅっ…」 動けない伊藤くんをおいて、私は、部活へ向かった。