______メキメキッ バギッ ベシャッ

そして、グチャグチャの携帯からSDカードを抜いて、片手でおる。
やっぱ、携帯よりムズイな。

こいつがスマホじゃなくてよかった。


なんて思いながら、奴を見て微笑むと、奴の顔から血の気がひいていく。




「さぁてと。どうする?」

ニヤリと笑うと、向こうもガチガチに固まった顔で無理矢理口角をあげる。


「い、今のことを皆に言いふらす!!そしたら、おま「馬鹿?」

思わず、溜息を付く。


「キミみたいに、変態な奴とさ。

私みたいに、モテモテなスーパーガールと。


皆、どっちを信じるだろうね?

フられた腹いせにデマを流す哀れな男になっちゃうよ?」