「後で、咲良の部屋いきなよ。」
「梨里もそれが良いと思う。」

「うん。ありがと。」


そうして、一件落着した。



そう思っていた。




ごめんなさい、あたしが言った一言で、結良が傷つくなんて


思いもしなかったの。