「お、俺はそういうのも好「はいはい。もうウザイから早く戻って。それから、ホテルは伊藤くんと同じ部屋になったから。はい、さよーなら。ばいばい。」


は?


伊藤と同室?
あの、下心たっぷりの変態狼野郎と?



何か言おうとしたけど、結良ちゃんの顔がホンマに鬱陶しそうやから声をかけへんかった。


というより、旅行の間、一回もかけられへんかった。