「では、登場してください!!」 チャラチャラチャラチャラー…ジャン! とおきまりの太鼓の音に合わせて凛子がおずおずと顔を出す。 「大丈夫。今の凛子は最高にきれいだから。安心して?」 そう言うと、深く頷いて足を踏み出した。 _______________________ そして、言うまでもなく、私はミスコン一位に輝いた。