____________あれは五月。


俺は、いつもんように朝のHRで寝ようとしてた。

「あ、咲良くん。今日は寝ないでくださいね。」


赤いめがねの若い女の教師が俺に忠告してから、ドアを向いて誰かを呼んだ。



そして、入ってきたのが彼女。

なんで1年の五月で転校してくんねんとか思ってた。