放課後。私は教室に行った。

ドアを開けると
瀬野が居た

「よっ…」
「帰んないの?」
「関係ないだろ?」
「ごめん…じゃまたね」
「あのさ、櫻木。」
「うん?」
「オレと付き合わない?かっ…?」

「……はぁ…?えっ…」

「みんなも言ってるし、愛美だって…」
「愛美ちゃんはそう思ってないと思う。」

「何だよそれ…」
「愛美ちゃんはアンタがまだ好きなんだよっ…」
言っちゃった…

「お前はオレのコト…どー思ってんの?」

「言わない」

「言えよ」

「嫌」

「何でだよ」

「絶対に言わない!」
私は怒鳴った。

「そうかよ…もういいよ…お前とも話さないよ」
「…………」

瀬野は教室から出ていった…

「ウッ……グスッ…」
涙が出てきた…

何でこうなっちゃんだろう………………………。