まぁ、困惑して当然だな


「こんな時間にいきなり集会するって言われた時に、何かあったのかとは思いましたけど‥‥」


ウミが鋭くハルを睨む。


だんだんと、街の灯りが消え暗闇が景色を埋めていく。


そして、ゆっくり車が止まった。


ぞろぞろと車の周りに人が群がってくる。


ドアが開き大きな声が建物一体に響いた。


『こんちわーっす』


「おぅ」


よし、全員いるみたいだな


白龍のたまり場となっている建物に着き、ほかのメンバーと合流する。


白龍はそんなに大きなチームではなく、極小数の人数で構成している。