隆は、平然と私に手を差し出していた

「あんた・・・私が起きるまで待っててくれたの?」

「? そうだよ」


3時間も?

いつ起きるか分からないのに?
馬鹿なのかこいつは・・・・

「何? 俺に惚れちゃった?」

「惚れてませんから」

たぶん・・・ちょっと暗いから見えてないはず・・・

頬が少し熱くて、赤いのは・・・









「そんなにほっぺ真っ赤なのに?」









!?