♪~♪~♪~♪~

デッカイ音が教室中に響き渡る。
一条君の携帯だ。


「もしもし…あぁ、ユミ…?」



ユミ、へー、彼女居るんだ。
きっと、可愛い彼女なんだろうな~
なんて、色々想像しちゃったけど…………彼氏がいない結乃にはうらやましい光景かも。


電話だってしたいし、
あぁ…彼氏…欲しいな。



「こら!一条!!!授業中だ」



「うん…わりぃ…またかけ直す…」

ユミ…………ちゃんと電話を
終わって、渋々机に座るが…
すぐ、うつ伏せになって眠る
一条君。


「おい!一条!お前はもう、体育祭実行委員になれ!決まり!」



すると、急に起き上がる一条君


「なんで、俺なんだよ…他のやつにさせろ」


1年のときも、桜が担任だった
ぽくて、一条君たちには慣れてるみたいだ。


「お前に何の権利もない!よし、次は女子だ…」



決まってない女子を呼んで、
くじ引きをする。


結乃も、くじ引きをする
人の1人で………………

出来れば、当たってほしくない…



よし…当たりませんよーに!!!