時間は9時を過ぎていた。
クラスの皆も徐々に荷物を
取りに帰ってきたりと
後夜祭は無事終了したみたいだった。
結乃と廉は教室でみんなの
帰りを待っていた。
順番に帰ってくるカップル…
「探したよ~どこに居たの?」
と、美羽が言い、
「あ~楽しかった」
と、ミナが言う。
みんなの顔はとても楽しそうで
良かったって心のなかで呟いた。
「よし、廉…帰るか?」
蘭が荷物を持って帰る支度をする。
「そうだな、じゃ…またな」
みんなに挨拶をして帰っていく2人。
あぁ…彼女の元へ行ったんだ。
そう思うと胸が苦しくてたまらなかった。
「じゃ、ミナ達も帰ろうか♪」
ミナとリョウ、美羽は同じ方向
で、結乃とマミりんとあっくんが同じ方向。
あっくんと美羽も学校でバイバイして結乃達と家まで一緒に帰った。
あっくんとバイバイして、
結乃とマミりんはマンションに
着き、マミりん家に向かう。
今日は1人になりたくないって
思って、マミりん家に泊まる。