「やだよ…離れないで…」
廉の腕を掴んだまま
廉を見つめた。
「チビ…もう少しだけだ…」
そう言われて、結乃はまた
廉に抱き締められた。
「ありがとう」
彼氏は中学にいたっきり居なくてこうやって男の人に抱きついたのは久しぶり…
彼氏じゃない人に抱きついたのは初めてだ。
結乃だってそんな軽い女じゃない。結乃はただ…廉だから…
廉が好きだからこうやって
抱きついているんだ。
このまま時間が止まればいい。
そんな事を思いながら結乃は
眠りについていたー
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