すると、遠くで一条君の前に
群がる女子たちを見つけた。


しばらく観察してみると
見事玉砕していたみたい。


「結乃ちゃん」

結乃を呼んだのは後輩、先輩
ための三人。


「付き合ってください!!!!」


来た!!!って思ったけど、
結乃は一条君が好きだから


「ごめんなさい」


と、きちんと断りました。
それから何人かに告白されたけど答えは一緒。


そんななか、一条君たちの方
から、あっくんが叫んでいた。


「みーーーーう!!!!!!」



「え?美羽!?!!!」



「好きだーーーー!!!!」



はっ…あっくんって美羽が
好きだったの!?

「どぉしよ…」


美羽は感動のあまり泣いていた。

一条君も蘭君もあっくんを
イジる。


「美羽!返事聞かしてくれー」

全学年のみんなが見ている


「美羽!」

結乃とマミりんとミナが背中を
押す。


「美羽も好きだーぁ!!!!!」


あっくんは驚いたようで
でも、走ってすぐに美羽に抱きついた。