「結乃!」


「どうしたの?」

教室から去る結乃を引き止めた廉。
今日の廉は制服をちゃんと
着こなしていたんだね。
こっちも中々似合ってる。
今日で制服姿を見るのも終わりか…。


「俺、入学したときから結乃に一目惚れしてたんだよな…でもクラス違って全然関わりなくて、諦めようとしてた…クラスが一緒になったときは嬉しかったし…こんなに好きになれて俺は幸せだ…ただ、龍神の集まりに蘭と居たのはショックだったけどな…これからも会う時間は少なくなると思うけどよろしくな」