新しいクラスで4人一緒で
浮かれているのもつかの間で…


結乃達は進路について
悩まなくてはいけなくなっていた。


廉と居ることが普通で
忘れかけていた結乃の進路。

何がしたいっていう夢なんて
無いし、働きたいとも思わない。

今はただ皆と離れたくないと
いう気持ちでいっぱいだった。
卒業したら皆と会えなくなると
考えたら卒業なんてしたくない。

マミりんも、廉も蘭君も
どう過ごしていくんだろう。



「進路どうしよう…」


ポロっと口に出た言葉に反応
したのはマミりんだった。

「マミも悩むなぁ………」

いつも陽気で悩み一つ見せない
マミりんでさえも悩み始めて
いた進路。


大学…専門…就職………
まだまだ早いって思っていたのに時間が流れるのはあっという間なんだね………。