7時ー……………
夕ごはんのため食堂に向かう。

「結乃!こっちこっち!」

ミナと美羽が気づいて手招きをする。

「また後でね!」
マミりんと別れ、2人の元へ
急ぐ。

「お腹空いたね~」


「空いた空いた~~~」

さっきとは別人のような
いつもの2人に戻っていた。

小さなため息をつき、
ご飯を食べた。




部屋に戻ってお風呂に入って
ゆっくりしていた。

♪~♪~♪~♪


「結乃、携帯鳴ってるよ~」



「あ、ありがと!」


受信ボックスを開くと、
芳乃ちゃんからのメール。

<リョウ君に呼び出されたよ…○○に居るから、結乃ちゃんも来てくれないかな?>


場所はホテルの裏口から
見える公園………………。

<すぐ行くから!!>

メールを返信して
すかさず結乃は廉にメールをした。

<今から部屋に行くね>

返信が来るのも待たずにすぐ
廉の部屋に向かった。




「どした?」

「リョウ居るかな?」


「リョウならどっか行ったけど」

やっぱり…
廉の手を握り走って裏口に向かう。

暗い道を2人で通る。
すると公園に2人の影が見えた。

「え?あれ、リョウ?」

廉は何がなんだか分かっていない。


「リョウ、一緒に居るあの子に告白したんだよ…」


「は?彼女いるのに?」

2人の間を引き裂くかのように
公園へ向かって行った。


「ゆ、結乃ちゃん!!!」


「結乃!?…………廉?」

リョウの顔はビックリして
いた。

「リョウ…どういう事?」


ブランコに座る廉とリョウ。
その前に立つ結乃と芳乃ちゃん。気まずい雰囲気と沈黙………。
ブランコの音だけが響き渡る。

「俺、最近…芳乃と飯食ってさ、話していくうちにミナには無いなにかに惹かれてたんだよな…最近ミナの束縛酷いんだ…ミナと一緒に居るのは辛いんだ…………で、芳乃に心変わりしたってゆうか…」