「廉、結乃ちゃん彼女とかヤバいな~」
「あ?何言ってんだよ?」
麗君の一言に火がついたのか
不機嫌なご様子の廉。
結乃も何を言われるか心配で
たまらない。
「嫌、俺の学校で結乃ちゃん知らない奴なんて居ないよ?めっちゃ人気もんだよ?てゆうか、男子校のアイドルだぜ?神谷結乃は可愛くて、細くて、おまけにナイスバディ………………」
「やだ!何それ…結乃知らなかった…」
不機嫌な廉がまた不機嫌に
なっていく。
何か問題でもあるのかな?
「ったく…男子校の奴ら…結乃のどこ見てんだよ…ナイスバディ?あ?俺しか見てないし、お前らみたいなカス共に結乃が相手するわけねーだろうが…くそ」
「ちょっ…廉」
ちょいちょい恥ずかしい事
いってないかな?ナイスバディ
とか…………違うし………。
火がついた廉を止めることが
出来なかった。