おかげで次の日は寝坊。
いつもよりも遅めに家を出て
遅刻するならゆっくり行こう
と言うことで、ゆーっくり歩いて学校へ向かった。
玄関で、遅刻したであろう、
二条君が1人ダルそうにしていたのを見つけた。
結乃も上靴に履き替えて
二条君の後ろをゆっくりと歩くが…………………
「よ~ぉ」
と、話かけられた。
とりあえず、返事をして
また無言が続くが……………
「廉…実行委員なるなんて、あり得ないよな~いつもなら断るのによ~珍しく何も言わなかったよな」
「はぁ…そうなの…」
結乃に言われても…よく
分からないんだけどなぁ…
「相手が結乃ちゃんだったからじゃない~???」
めっちゃ笑いながらバカにして
くる、二条君にイラッとしたのは言うまでもない。
「おかしい事言うね!一条君…彼女いるじゃん~」
嫌みをいいながら視線を反らす
「ほぉ~ユミか…まぁ、あいつらももう終わりだろうな~」
よく分からない会話をしながら
教室に入る。