伊織ちゃんも家に帰りたいと
言うついでに結乃も今日一条家
にお邪魔する事になった。
伊織ちゃんと結乃と廉と廉の
腕の中の愛翔君。
もし、伊織ちゃんが居なくて
廉と愛翔君と三人だったら親子
って思われるかな?
ニヤニヤしてると、気持ち悪い
という一言が隣から聞こえけど
無視して伊織ちゃんと話す。
「久々の虹ヶ丘もいいね~」
さっきの都会の街よりかかなり
落ち着いた住宅街ばっかの街。
しばらく歩くと1つ大きなマンションが見えてきた。
「着いた♪」
伊織ちゃんが指差す方向は
紛れもなくあの大きなマンションだった。
「廉…の家デカイね」
「結乃ん家よりか狭いけど」
嘘だ…
結乃の家はママと2人暮らし
だから広く感じるだけで、
廉の家は家族がいるから狭く
感じるだけだ。
やっぱ金持ち…………!?