「結乃ちゃん、体育祭の時お姫様抱っこされたんでしょ?」
「あ…え?何で知ってるんですか?」
あの時の光景が蘇って
一気に顔が赤くなっていく。
「廉、照れながらも話していたよ!好きな子をお姫様抱っこするって言う紙を引いて、どうしようかと思ったって」
ふふっと笑う伊織ちゃん。
あの時、紙見してくれなかったっけ。そんな事書いてたんだ。
……………めっちゃ嬉しい。
「だいぶ、結乃ちゃんに惚れてるみたいよ~何がそうさしたのかな?」
「……分かんないですけど、彼女いたし………奪ったもんみたいなものですよね…」
「…ユミとは長年の付き合いみたいだったけど、離れるに離れられなかったんでしょ?4年も付き合えば………あいつも本気では無かったらしいし…………」
次々と明かされていく廉の過去。確かに結乃の事何で好きになってくれたのかな?
今度聞いてみよ~。