「でも、少しでも気があるから考えてたんじゃないの?」 「……………」 「さっきまで、好きじゃないって言ってたからいいずらい?」 「そんなことない……」 自分の気持ちがグチャグチャになって俯いてしまう。 胸まである髪があたしの顔を隠す。