明日、どういう顔して会えばいいか分からない。

「あーウジウジ考えるのはもうやだー」


『明日』・・・そう、期限は明日だ。


明日沢野が振り向かなければ、私の負け。

これから先は校則違反!とかで告白なんかできない。


悔しいけど、私が直球で行くしかない。


「よーし。頑張るぞ~!」

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「上であの子が何か言ってるわよ、ホントに大丈夫かしら。」

「大丈夫だよ、あの子のことだ、きっと明日には元に戻ってるよ。」


リビングで私の声を聞いていたお父さんお母さんの話し声が私には聞こえるはずもない。