「それより、花火ちゃんはどうしてここに来たの?」


あれ?名前教えたっけ?


あ、生徒会長だから、在校生の名前は覚えてるかも。


そうだ、沢野の好きな女子のタイプ!


「沢野の、好きな女子のタイプを聞きに!」

「ない。」


やっぱ即答されたか・・。


「えっ、えっ、何で~?もしかしてヒロのことす「きじゃありません!ちょっとした、事情があるんです!」


「・・へえ~そーなんだ。

・・・えっとね~、
髪型はみつあみで、色はダークブラウン。
もっとナチュラルメイクで、
メガネをかけてて、
後はスマイル~!(ニコッ)」


生徒会長!ナイス!


「分かりました!ありがとうございまーす!」


「あ、おい・・!」


沢野が何か言いかけてたけど、私は急いで教室に戻った。