『なぁ!!!竜輝!一緒にまたあのカフェ行かないか?』

「大雅が誘うなんて珍しいなぁ☆行きたいところなんだけど
 バイト始めたんだぁ☆だから今日はパス☆」

『分かった。』






 あいつバイト始めたんだ。






 そんなことを考えながら学校を出ると
俺の足はあのカフェに向かっていた。





「いっらしゃいませ!!!」

 彼女はいつものようにとびっきりの笑顔で迎えてくれた。


「あれ?今日はおひとり様ですか?」

『はい。』

 俺ちゃんと話せてるかな.....

「今カウンターの席しか空いてないんですけどいいですか?」


 ってどう見てもお店まだガラガラじゃいの(笑)

 まぁいいか。

『はい。大丈夫です。』

 そう答えると彼女は俺に

「本当はあなたとお話がしたいだけなんですけどね。」

 と、耳打ちで話してくれた。





 











   反則だろ.......