そしてなかなか彼を連れてはファミレスなどで外食をすることは出来ませんでした。

普段はランチやディナーの時間を避けて、お客さんの少ない時間を見計らって行っていました。

私としては、

《周りは関係ないよ、気にする必要ないだろ、彼は障害を持ってしまったが、彼は彼だよ。》

《わかってはいるけど、周りに迷惑でしょ、少しは考えなさいよ、私達だけじゃ無いんだからね。
彼の奇声は不快感を与えるんだよ。
あんただって彼が正常だったらそういう目をしてたでしょう。》

何も言い返せなかったですね。

私も実感していましたから。

特に子供さん連れの家族で子供が彼の奇声に驚き、大人とは違い、(うるさいな)という目ではなく、何だろうという眼差しがありました。
親御さんも子供に説明し辛いでしょうね。

私も実感していましたし、彼に教わって今の自分がいましたから。