私の仕事がらクリスマスは大変仕事が忙しく、会社に泊まるほど時間に追われていたんです。
今まで妻と二人の時は過ぎてからクリスマスを送るか、私の誕生日で少し豪勢な外食をして、クリスマスは諦めていました。

しかし彼の存在により、やはりクリスマスを家族で贈りたいという気持ちが、出始めるんですよ。

仕事は仕事でしっかりと行い、たぶん初めて25日に休みを貰いました。
24日のクリスマスイブは普段は仕事をやり終えた達成感と明日からの仕事で、ホッとし、また計画を練って、どうするかイライラと疲れた体に鞭を打っていたんです。
だが、今年は違うんですよ、

《早く帰りたい、帰ろう、待ってるだろうな、またケーキか。》

こんな事を考えてはソワソワし、同僚にも

《どうかしたの》

と、声を掛けられるほど見てわかるようでした。

こういうちっぽけで些細な出来事こそが、家族が出来た喜びと、温かさ何でしょうね。

相手への思いが心を満たし、柔らかい笑顔が我知れず、出た時にオーラとして身に纏っているんだなと。