そして他のお父さんはやはり子供が遺伝子の障害で、短命だと医師や事例で言われていたのです。このお父さんも私達と話をしてから、仲良くなり、今までは1人で悩む事が多かったんですが、知り合い、皆の話を聞いている事で安心感ができ、たぶんですが、一番変わって凄くいい父親になった人だと思います。

最後にもう一人は、ダウン症の子供を持ったお父さんで、やはり遺伝子の障害です。ただダウン症は知的に遅れがでますが、認識能力はあります。知り合った当時は歩けなかったですが、みるみるうちに成長が進んできましたね。だからかなり安心している様子でした。

今までは捌け口というか、弱音をはく所もなかったので、この飲み会は私達にとっては最善の場所で、素直に話合えました。

彼も病気に対して今まで頑張って発作を止めるといった目に見える事を目指して来ましたので、分かりやすかったんですが、いざ止まり、とりあえず薬を一生飲んでいけば、発作わや病気への不安は少なくなりましたが、知的な問題は、前例が少ないうえに、医師に聞いても分からないと言うんです。
だから分からない事ばかりで大変でしたよ。次はどうなるんた、〔あっあれ出来たよ〕
と思えば、〔どうするんだ次は〕の疑問に答えをくれる人が居なかった。
妻も同じ考えで施設の先生に質問をぶつけていたんです。

この日は、盛り上がり2次回、3次回と飲み、さらに深交を深めていったのです。

ここに父親の会が誕生し、私は広報を受け持つ事になりました。