実際このお父さんの息子さんは、やはり歩くこともしゃべることも出来ないんですが、《いつの日か》を胸に準備をしているんです。これが目標であり、子供への期待と願望ですね。
無理はさせず、ゆっくりと歩いていこうといつも話しているそうなんです。

私はいまだに〔こんな事も出来ないのか〕と思う気持ちがまだ湧いてきてしまうんです。
他のお父さんは、唯一女の子のお父さんでやはり話せないんですが、やはりずっと心配で心配で娘のことで施設との間で意見交換をかなり激しくしています。やはり女の子という観点からの訴えでした。
しかしお父さんは戸惑いも感じていたのです。原因不明の成長障害と言われているらしく、病気でも無いのでどうすればいいか分からないんです。薬を飲んでいる訳でもなく、成長が進まず、先が見えないんです。親としては困りますよね。