この施設は県内でも数少ない施設で知的障害児を専門にしていました。
ただ驚く事に入学希望で待っている人が沢山いるんです。
施設定員は48人でその年に卒業を迎えるのが年にもよりますが、10人位なので、児相からの入学希望の申し込みが定員オーバーをしてしまうんです。

知り合った友達が皆、進学希望をしました。当然私達も申請し、妻は児相に通い、両親の状況や彼の状況を訴えました。やはり大事な時期でしたので、どの親も同じ思いでなるべく早く入学したいと、毎日児相は混雑してました。
通常2年保育でも入れない方がいたり、1年保育まで待ってやっと入るといったように、難関でした。
なぜなら施設が少ないというか、ここしかなく、特に先生方が長年の経験者が多く、教育といっても日常生活の訓練や躾といったものを教え込んでくれ、いろんな病気の子供への対応などが高評価だったからです。
養護学校や小学校へのステップとしては通うのと通わないのでは、天と地の差があるとまで皆話していました。
しかしおかしいというか障害を持ってしまった未来ある子供までが社会情勢の流れに巻き込まれ、施設にも入れない方がいるなんて、どうかしていると共に障害児が増えている事に市や県や国が原因究明やおかしいといった感情が表だって出てこないのは、人が持つ心を失った人が国を動かしている事に疑問を感じます。

老人社会の訪れが目の前に迫るなか、老人福祉も分かりますが、若い世代が国を背負ってたたなければならないのに、投資をしない、保護をしない。

今の国、県、市の運営がいいか悪いかは別として、全てのものが存続し続けていく為には作業をする人と仕事をする人を分け、口だけじゃなく、心臓に毛の生えたような強い心のリーダーが大事です。
世の中の流れを読み取る力や周りを見れる人を育てなければいけないでしょうね。

私達も同じで友達だからとか何となく、誰でもいいやは辞めないと行けませんね。

ちょっと道がずれてしまいましたが、数日後連絡が入りました。