〔3剤はどう思う?3剤はかなり多いだろう、それも神経系の薬は強いからな、でも止めなくちゃいけないしな、どうするか、医師も判断してくれってよ〕
妻とも検討しました。
妻は

〔後悔したくないから、それじゃなくてもかなりの回数発作を起こしてるんだよ、彼を見ても脳へのダメージがでてるじゃない、早く止めてあげないと、これ以上障害を食い止めないと〕

二人の結論は止めにいくために薬の数を増やしていきました。
3剤でも止まらず、しまいには4剤になり、やっと1日一回になりました。

ここまで彼はどれだけの数の発作を耐え、我慢し孤独と闘ってきたのか、薬もやはり多くフラフラと毎日していました。

選択を間違えたかな、いやこれで良かったんだよ、肝臓に副作用が出なければ、心臓などに影響がなければなと毎日が不安不安の連続でした。

その一方で私達夫婦は他の専門病院にかかろうかという思いがあり、探しだしていました。
静岡県に国立のてんかんセンターがあることを知って、診てもらう計画をたてたのですが、やはり人の気持ちは難しいもんですね。