彼が日に日に弱っていく姿をみて、いてもたってもいられなかったですよ。
ただ目の前の発作をより短くさせるために、発作が起こる度に医師に知らせ、発作の形態からどの部位で信号が出ているか見極め、そしてただ見守るか、薬の投与によりたちきりにいく。
美味しいものや好きなものを食べる事も出来ず、大きな声を上げ笑う事も出来ず、苦しい中で泣く事も出来ない。
そんな彼は小さいながらに凄いと思いましたね。一歳前の身体で耐え、生きようとする仕草が胸を打ちました。
〔どうにかなんないのか、薬を飲んでとまらないなら効いてないんだろ、どうなんだ様子は?〕

と聞いても分からないが知りたくて知りたくて仕方がない。
妻は少しの時間、病院から帰っても休もうとはせず、インターネットを開いてはてんかんのサイトにて調べ、実話を元に試行錯誤行っていました。