ここは、学校の第二校舎の図書室。

そして、私は、いまきずくに壁に押し付けられている。


「俺の前で他の男と楽しそうに話すなんていい度胸してんな?」


そう。さっき、隣の席の和也くんと昨日のドラマの話で盛り上がってた。そしたら、きずくに引っ張られここにつれてこられた。


「紗羅は、俺に、いじめられたいんだろ?俺の目の前であんなことしてな。」







どんどん近づいてきて、私との顔の間は、わずか、3センチ。

「いじめてほしーんなら、いじめてやるよ。」ニャ

「ごめんなさい。」

「謝っても許してやんねー。たっぷりお仕置きしてやるか覚悟しとけ」

「ごめんっんふっふん~ん~っ」
それから、5分くらいはKissが止まらなかった。

「今日のよるはねかしてやんね。今日は俺の家とまれよ?」