「今だけ我慢しろよ?」


―ギュッ―

え―…?私を隠すように
祐希都さんは抱き締めている。


スーツを頭から
被せ見えないようにしてくれた



「あのぉ―…」

あいつだ―…

「はい?なんですか?」


「この辺にぃ…未成年で髪が
ロングの子みてませんかぁ?」


「さぁ?知りませんね?
もういいですか?
彼女といちゃつきたいんで」

祐希都さんは私を隠すために
彼女と言ったらしい


「えぇ〜?わたしの方が
良くないですかぁ〜?」


わたしの義理の母さんだと
思えない―…。


結婚してるのに浮気―…?


最低すぎる…。