「待て!!!!くそ!!!」


ハァハァハァ―…息が乱れる…


そして走ってきた先は…


夜の街だった―…

「ねぇねぇ君」

「…………」


「君!!」


逃げようとしたら


―ガシッ―


「ゃ―…!離して―…!」


「なかなか可愛いじゃん
お兄さんと遊んでよ?」

「ゃ…やめて…!」

「その子俺の彼女だから
離してくれないっ?」


「あぁ!?だ―…祐希都さん!?」




誰………?この人……?