裏山につくと、例の公園らしきとこに行く。
ついた瞬間、向かい風がビュンッと僕達に吹いてきた。
僕は『空』が綺麗に見えるブランコに座って、空を呼んだ。


「来なよ」

「う、うん」


ゆっくりと来て、隣のブランコに腰を降ろす空。
座った空に僕は下を向きながら、この前のことを謝った。


「この前は…ゴメン。その、言い過ぎたっていうか……ごめんなさい…」