あの日びしょびしょになった僕達。 怒って泣いてる空を引っ張って、家に帰った。 空が泣き止むと、雨は止む。 空が疲れて寝ると、雷は去り夜空には、綺麗な星と月が現れた。 その後の3日間、空と話もしなかった。 でもある日、空から話しかけてきたんだ。 「夜、裏山行こ…?」 机にうつ伏せていた僕は怠い体をお越し、何を言うまでもなく、静かに頷いた。 空はそんな僕を見て、少し驚いた顔をする。